東海地方も梅雨入りしはや1週間。公園もぐずつく日が続きます。
今回はこの時季の花木の様子をお伝えします。
トウカエデ
漢字では唐楓と書くとおり、中国原産のカエデです。
秋には非常にきれいな紅葉が見られますが、
今は羽のついた種(果翼)がたわわに下がっています。
イロハモミジ(イロハカエデ)
よくモミジと言いますが、こちらは俗称で本来はカエデが正しい呼称となります。
でもモミジの方が馴染み深いですね。
この木も果翼ができますが、羽の先が桃色がかっていできれいです。
エゴノキ
実がたいへんえぐいことからエゴノキと名づけられたこの木、
まさに今、実がなっている様が見られます。
現在は緑色ですが、秋ごろには茶色く熟してきます。
サルスベリ
その名のとおり滑らかな木肌が特徴的な木ですが、別名を百日紅といい、
きれいな紅色の花が長くて3ヶ月ほど見られます。今は咲きはじめですね。
ネムノキ
葉の形状が印象的な木ですね。このように軸の両側に小さな葉が羽のように
並んでいるものを羽状複葉といいます。
この木は花も独特な形状で、おしべが筆のように広がります。こちらも咲き始めですね。