ここ数日とても気持ちが良い天気が続いています。園内のコブシの実も真っ赤に色づき、徐々に秋らしさを感じられるようになってきました。
さて、ドングリと言えば、秋の代表的な木の実です。コナラやアラカシのような帽子型の殻斗(かくと)のものもあれば、アベマキやクヌギのように毛が生えたような殻斗(かくと)を持つものもあり、ドングリを見分ける特徴にもなっています。
現在、園内で落ち始めているドングリはスダジイです。一般に見られるドングリとは異なり、左写真のように皮に包まれたドングリは、実が熟してくると、右写真のように、バナナの皮がめくれるようにドングリが顔を見せ始め、その内に中のドングリが地上に落ちた後、外の皮部分も下に落ちます。
なお、園内では大野極楽寺公園の風のゾーン等で観察できますが、少し高い位置に実が成っているため、良く見ないとわからないかもしれません。