市内でも道路脇には、既に黄色いナノハナが咲いているところもありますが、今日は、二十四節気「大寒」です。この冬は早くに雪が降ったり、天候が目まぐるしく変わることがありましたが、ここ2日はとてもすっきりした青空が広がっています。
そんな園内は、まだまだ冬景色です。そうした中、木々の中には、まだ落葉せずに葉っぱを残しているものも見られます。上記写真の植物はコナラ・クヌギです。大木になると葉っぱを落としますが、まだ小さい木の時は、葉を残すものが多いようです。このような植物はシナマンサクなどでも見ることができます。なぜ葉っぱが残るのか・・・「寒さから芽を守るため」「同種に常緑の植物があり、その性質を残しているため」などなど、諸説あるようですが、新しい芽が芽吹くときには、葉が落ち、春を迎えることになります。
是非、園内散策の際は、このような違いも見ながら楽しんでください。